2015/07/15 おかみのひとりサクッ飲み日記
無性にひとりで飲みたくなるときがある。
こども達は成人したし、もう誰に迷惑かける訳じゃない。
友人をよぶほどでもないし
ひとりでサクッと軽く飲みたい。
と、前置きが長くなりましたが
この日は午後1時から。アーロンに行こうと決めていた。
梅雨寒が続いた日から一転しての猛暑。
厨房の中は軽く40度を超えていて
そばやカツ丼を運びながら
「きょうは絶対アーロンのハーフ&ハーフを飲む」
だから、天ぷらも玉子焼きも
火のそばの仕事は進んで引き受けた。
コンロだって磨いた。
30年続けていても厨房の暑さにはなれなくて
本格的に暑くなる、梅雨あけ前の今が一番ツライ。
仕事中に何思ってるの
という声は百も承知だが
これから始まる猛暑をのりきるための
儀式?みたいなもの、としてお許しいただきたい。
場所は浦和の駅から徒歩5分ほど。でも、伊勢丹の裏側
パインズホテルの前にある小さい路地にあるお店。
しかも、地下。たぶん自分からは見つけることは
できないだろう。
なんで知ったかと言えば、日経レストランに紹介されていたから
ギネスのハーフ&ハーフ。
GINESS BEST PUB
に選ばれている名店だ。
地下の扉を開けると、ポールマッカートニー
の音楽が流れている。
コの字のカウンターには、ほとんどがひとり客。
ここのマスターは、脱サラでママと二人で
このお店を5年前に始めた。
自宅は北本で、実はママは11時には帰ってしまうので
フードメニューは11時で終了。こんなお隣の事情みたいな
ところも、プリテッシュパブなんてハードルを下げて
通いたくなる。
フイッシュ&チップスのハーフ。
これが食べたくて、愛知家エプロンで飛び込んでしまった。
おまけ(笑)ハイネケンのエクストラゴールド。
浦和では3店しか置いていないそうです。
ラムネみたいにビンから直接飲むスタイル。
暑くて、お昼ごはん食べられず
熱々のフイッシュ&チップスを
キンキンに冷えたギネスと一緒に流しこむ
至福のとき。
サクッ飲みじゃなくて
ガツガツ飲みになってしまった。
年だけは十分に大人なのに
ゆっくり、ゆったりお酒を楽しむ大人飲みが
いつになったらできるのか・・
ようやく汗がひき、お腹がふくれてきたところで気がついた
今日はアルバイトがいない日。
お店の掃除、まだ残っている。
気がついたじゃなくて、もちろんわかって
ここにいるけれど、好きなものから食べる
(好きなことから始める)
学習できない。
また別の汗をかきながらお店に戻ったのでした。
プリティシュパブ・アーロン
営業時間 月~土:17:30~02:30 (L.O:02:00)
祝日・祭日:17:30~23:30 (L.O:23:00)