2016/10/11 千円札ありがとうございます。
お店を始めて、来月で33年になりますが
お釣りの準備、これも大切な仕事です。
消費税が8%になってから、1円玉、5円玉の準備。
でも一番大変なのが、千円札。
サラリーマンの家に育ったので
そば屋になるまでわからなかった。
両替。
例えばですね、1万円札で5回連続お支払いいただくと
千円札がない。
もちろん、たくさんあるお店の中から
愛知家を選んでいただいて、カードも使わず
現金でいただけるなんて、ありがたいことです。
が、週末は、銀行も空いてないので両替ができない。
(両替・有料・ちぇ)
たくさんの現金を用意できない、悲しき個人商店。
やむおえず
「申し訳ございませんが、ご協力を」
とお願いすることもあります。
「ああ、ごめん、ごめん」とお財布の中を探して
くださるお客様もいらっしゃいますが
「?」という顔をされることもあります。
お店の都合を、お客様に押し付けるのは
誠にもうしわけないので
何かいい案はないかと・・
千円札でお支払いいただいたお客様に
「千円札ありがとうございます」
とお伝えしてきました。
この、3連休。
「どうしよう、千円札がなくなる!」
と思うことが、一度もなかった。
ご協力、本当にありがとうございます。
その立場になってみないと
わからないこと、たくさんありますよね。
例えば、コンビニ。
金額をよみとるバーコード。
見やすい方に向けてだすと。
「ああ~この人わかってるんだな」
と思ってもらえるそうです。
「千円札でお願いします」
より
「千円札、ありがとうございます」
お願いするよりも
感謝を伝える。
仕事も、コミュニケーションも
うまくいくように思います。
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ようやく涼しくなって、心底ほっとしています。
今日の晩ご飯は、女子会メニューで予定している
ナスのみそグラタンを作ってみようと
思います。
酷暑のときは、休日にごはんを作る気になれず
もっぱら、煎餅とビールでした。
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食べ物屋さんの言葉とは思えませんね。反省。